脂肪を燃やす「褐色脂肪細胞」と脂肪を蓄える「白色脂肪細胞」

脂肪細胞_サムネ フィットネス
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太りやすいor痩せやすい要因って何?

脂肪細胞に2種類あって、脂肪を燃焼してくれる脂肪細胞もあるって本当?

 

こんな疑問を解決する記事になります。

 

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人間の身体の2種類の脂肪細胞

人間の身体の2種類の脂肪細胞

人間の身体には、2種類の脂肪細胞が存在します。

 

①白色脂肪細胞

体内に取り入れられたエネルギーを皮下脂肪や内臓脂肪といった形で蓄えておく働きがあります。

白色脂肪自体には、蓄えている脂肪を他のエネルギーに変化したり、燃焼して熱に変換するといった能力は持っていません。

 

②褐色脂肪細胞

蓄えられている脂肪を熱に変換して、消費することのできる細胞です。

背中の肩甲骨の周りに多く分布していることが知られています。

 

わかりやすく言うと、①白色脂肪細胞は余分なエネルギーを脂肪として蓄える細胞で、②褐色脂肪細胞は体内の脂肪を燃焼して消費してくれる細胞になります。

同じ脂肪という名前が付いているにも関わらず、真逆の働きをする細胞なのです。

 

つまり、

●白色脂肪細胞が多い人は太りやすい

●褐色脂肪細胞が多い人は痩せやすい

ということになります。

 

食事で摂取した食べ物を分解・吸収する際にカロリーを消費して熱が発生するという、”食事誘発性熱産生”にも褐色脂肪細胞は関係します。

褐色脂肪細胞が多いほど、食事をした際に熱を発生します。

食事をすると、汗をたくさんかく人は、褐色脂肪細胞が多い証拠かもしれませんね!!

褐色脂肪細胞の量は年々変化する?

年齢と褐色脂肪細胞の量およびBMIの関係性についての紹介です。

BATは褐色脂肪細胞のことですので、褐色脂肪細胞と置き換えてしまって問題ありません。

 

加齢に伴う肥満と褐色細胞の関与

斎藤昌之, 化学と生物, Vol.50, No.1, 2012

 

グラフを見れば明らかなのですが、年齢を重ねるにつれて、褐色脂肪細胞の量は減っていきます。

20代の人と50代の人を比較すると、50代の人は20代の人の4分の1程度しか褐色細胞を持っていないです。

ちなみにグラフには記載されていませんが、20代よりも10代の方が、さらには乳幼児の方が褐色細胞を多く持っています。

 

逆に、年齢を重ねるにつれて、BMIの平均値は上昇していることもわかります。

筋トレをして筋肉量が多い人にとっては、BMIはアテにならない数字ですので、筋トレをしている方は気にしなくて大丈夫です。

 

同じ食事量・運動量でダイエットをした場合、若い人の方が褐色脂肪細胞が多いので、若い人の方が有利です。

ダイエットをするなら、若い時にするのが得策ですね!!

3ヶ月後、1年後と先延ばしにせず、今すぐにダイエットを開始した方が楽ですぞ!!

脂肪細胞の遺伝について

脂肪細胞の遺伝について

とある論文において、白色脂肪細胞と褐色脂肪細胞の遺伝についての報告がされました。

その内容は、白色脂肪細胞に関する情報は父親から遺伝して、褐色脂肪細胞に関する情報は母親から遺伝するというものです。

 

シンプルに言ってしまうと、

●太りやすさは父親から

●痩せやすさは母親から

ということになります。

 

ご自身の父親が、何を食べても太らないような体質であったとしても、褐色脂肪細胞の情報は父親から遺伝しないので、父親と同じ食生活をしたとしても太ってしまう可能性は大いにあります。

逆に、ご自身の母親が太りにくい体質であるのにも関わらず、ご自身が太ってしまっているという場合は、食生活などを見直すべきかもしれません。

 

とは言っても、白色脂肪細胞や褐色脂肪細胞の遺伝で体型に関することが全て決まってしまうことはありません。

今の体型から変わりたいのであれば、食生活を見直すなり、筋トレで筋肉をつけたりという、何かしらの努力が必要になります!!

まとめ

人間の身体には、2種類の脂肪細胞がある。

●白色脂肪細胞:

余分なエネルギーを脂肪として蓄える細胞。父親から遺伝する。

●褐色脂肪細胞:

体内の脂肪を燃焼して消費する細胞。母親から遺伝。年齢とともに減少する。

 

痩せやすさは、褐色脂肪細胞に由来していて、褐色脂肪細胞は年齢とともに減少するため、同じ食事量・運動量でダイエットをした場合は、若い方が有利!!

ダイエットをするなら、1年後よりも今すぐに始めよう!!

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